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時代の香りが心地良くて、それか監督の香りかもしれないけど、映画の中へタイムトラベルしているようで面白い。相当に、精神的に飛んでるふうにみえる男女が、人の命を単なるものように軽々しく扱う。そんな二人の精神構造に興味があるというだけで、観続けたわけですが、ストーリーが繋がっているようで、繋がっていないようで場面がどんどん展開していって、それでやっぱり空気の色、香り、色彩や描写が不思議に心地よい、そのうち、飛んだ男女にも精神的なところが見えてきたりして、少し理解してみようかと考えるに至ります。観ているわたしも、精神構造を組み立て直さなければついてゆけないのですが、それなりにそんな自分を楽しみつつ、そしてそれこそが映画鑑賞の醍醐味と言うべきか。ラストシーンでは男が相棒の女を殺めてしまうのですが、そこには深い苦悩があるはずなのに淡々と淡々と展開、そして女も死を迎えようとしながら、死への恐怖心なんか感じない。「生死」というものが、まるで違ったもののように描かれている。ちょうど人間が虫けらを扱うが如くに軽々しいタッチで。そして、一人になった男は、顔に青いペンキをベッタリと塗り、ダイナマイトをその顔にぐるぐるに巻きつけて、自分で火をつける。命なんぞ始まりから終わりまで、なかったのじゃないかと思わせる。だけどその瞬間、あがくように引火した線を消そうとする・・爆発。燃える炎と煙が取り残されたあとの静寂と、ぬけるような空と、青い海のなかに、時間は消えて永遠がみえる。個々の人間の生き様は、永遠のなかで消えてなくなる。難解なストーリーは、ラストシーンですべてを包み込んでくれました。
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2005.10.23 / Top↑
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