上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
BIG THINK!

古い記事でお知らせ程度にふれていた「一万メートルタワー」構想の本番です。
このタワー構想はなんと、すでに20年前に、
究極の都市モデルとして設計されていたんですね!
画像は縮小なしで拝借したらこーんなに大きくなりました。

世界を救う7大プロジェクト

長期化するデフレ不況や少子高齢化の波は、日本人の発想を委縮させている。しかし日本人の多くは、まだまだ自分たちの底知れぬ潜在力に気づいていない。日本には、限界を画さない発想力と強みの技術力を生かした未来プロジェクトがたくさんある。それらは同時に、人口問題やエネルギー、食糧問題など人類的な課題を解決し得る。各プロジェクトが拓く20年後の2031年の日本と世界を構想した。  (編集部・近藤雅之、小松由佳)




The Liberty Web 転載
Project1 ヒマラヤより高い!「1万メートルタワー」で世界一の未来都市に

 世界では人口が都市に密集し、住居や交通、ガス、水道、電気、情報などのインフラが水平方向に拡張し続けている。

その結果、エネルギー効率は極めて悪くなるうえ、交通渋滞が大気汚染や時間の浪費を生んでいる。

東京では緑を地表から取り払ったことで、ヒートアイランド現象や集中豪雨の問題まで発生している。

 こうした中、ニューヨークやシカゴ、香港、上海など世界の主要都市では、都市機能を限られた土地に集約するために高層化が進められている。

 世界人口が100億人に向かうことが予想される21世紀後半に向け、都市の再設計、新たな都市モデルが人類には必要だ。

だが実は、日本ではすでに20年前に、究極の都市モデルと言うべきものが設計されている。それが地上1万メートルの超巨大タワーだ。



タワーの頂上は宇宙

 1992年、リオで開催された地球環境サミットでこのプロジェクトを発表した尾島俊雄・早稲田大学名誉教授はこう語る。



 「20世紀の日本を振り返ると、30年ごとに建物の高さは3倍増しています。このままいけば2020年に千メートル、50年に3千メートル、80年には1万メートルになります。

 世界では水平に広がり続けた都市をコンパクト化するために、高層化を進めていますが、その究極の建造物である1万メートルタワーについて、現実の可能性とマーケットの有無を見極めてみようと考えたのです」

 ヒマラヤを凌ぐ高さである1万メートルタワーの敷地面積は、円形で直径10キロメートルに及び、ちょうど山手線の内側面積に相当する。

 3千階にもなるこのタワーは、住居や商業施設が入る「人界領域」や、オフィスが入る「雲海領域」など、高度に応じてさまざまな用途に区分される(上図)。特に、成層圏に達する9千メートルから1万メートルは大気が少なく雲もないため、太陽エネルギーの収集や宇宙開発に適している。

 常識を揺るがすこの1万メートルタワーだが、技術的にはすでに建設可能なのだという。


関東平野が一つの建物に収まる

 「92年の地球環境サミットで、1万メートルタワーを作る必然性があるとしたら、世界の中で東京しかないと発表しました。なぜなら100キロ圏内に3千万人が密集しているのは世界でも関東平野しかないからです。

 敷地用に山手線の内側に相当する面積さえ確保すれば、関東平野の残りの面積はすべて開放され、緑に戻すことができます。

 しかも、インフラはすべて横10キロ圏内、縦10キロ以内で極めてコンパクトに整備できるので、一人当たりのエネルギー消費は最小限に抑えられます。タワー内の移動は電車やモノレール、エレベーターが中心で、乗り換えは3次元で行うようになるでしょう。移動時間も大幅に短縮できます。

 地上にある活動はすべてタワー内に吸収できるので、地上に降りるのは、週末に自然を楽しむような場合になるでしょう。もちろん、緑あふれる地上に住居を構えたい人はそれを選べます」

 尾島教授が提唱する1万メートルタワーは、効率と利便性を求め続けている都市の最終形態と言えそうだ。それは同時に、環境やエネルギー資源の保全にもつながる。


「地上」というフロンティア

現在、地上828 メートルで世界一の高さを誇るドバイの「ブルジュ・ハリファ」。1万メートルタワーはこの10 倍以上。

 「日本にはまだ300メートル級の建物しかありませんが、それより2桁大きい1万メートルタワーについて今から議論しておくのは決して無駄なことではありません。

 3千万人が1万メートルタワーに住めば、価値観や信条の違いからどのような問題が発生するのか、新たな社会システムとして何が必要になるのかを想定した上で、千メートルビルを建てるのと、そうしたバックグラウンドなしで建てるのとでは、内容に差が出てくるのは明らかです。実際に、1万メートルタワーの模型を作るだけでも、人生観や生活観が揺らいでくる体験をしました。これは『都市国家』とも言える規模です」

 20年後の2031年には、千メートルビルが世界中で林立し、3千メートルビルの建造も間近に控えているだろう。その頃には、東京以外でも1万メートルタワーの必要性が本格的に議論されているに違いない。

 月面都市や海底都市の可能性につながる未来都市を、日本の建築技術によって「地上」というフロンティアにつくり出すことが可能なのだ。


現在、地上828 メートルで世界一の高さを誇るドバイの「ブルジュ・ハリファ」。1万メートルタワーはこの10 倍以上。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
尾島俊雄(おじま・としお)
1937年富山県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。同大学院理工学研究科博士課程修了。08年より現職。アジア都市環境学会理事長も務める。おもな著書は、『千メートルビルを建てる』(講談社刊)、『みんなが知りたい超高層ビルの秘密』(共著、SoftBank Creative刊)がある。
関連記事
2011.01.10 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://pantyann777.blog7.fc2.com/tb.php/2311-24c74bcb
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。